顎変形症治療記録

雑多日記ですが、顎変形症治療(矯正+外科手術)の記録を主としています。2014年(19歳)から顎変形症(左右非対称)の治療を始め、2018年4月に下顎枝矢状分割術による手術を受けました。現在は抜釘+オトガイ形成の術後1年を経てリテーナー 生活中です。同じ境遇の方にとって少しでも役立つ情報を書けましたら幸いです。

リテーナー生活の注意点

ブラケットオフし、リテーナーに移行してから早3ヶ月が経ちました。今回は日々生活する中で気づいたことや注意点など、リテーナー生活に対する独自の見解を以下の順にまとめていきたいと思います。

 

リテーナーをしている時間と外す時間の限度

リテーナーの洗浄方法

リテーナーの取り扱い方法

 

まず多くの方が気になるであろう、「リテーナーはずっとしていなければいけないのか」について。普通の答えにはなってしまいますが、食事以外の時は常に装着している必要があります。具体的には、食事と食後の休息時間を含め、1時間、遅くても2時間以内には歯磨きを終えて、リテーナーをはめた方が良さそうです。経験上、特にブラケットオフ後のはじめの1、2ヶ月は非常に歯が動きやすい(後戻りしやすい)ので、3時間以上外したままだと、歯が少し斜めったり、隙間が開いたりするのが分かります(長時間外しているとリテーナーがカチッと上手くはまらない時もある)。したがって、止むを得ず長時間リテーナーを外さなければならないとしても3時間くらいが限度だと思います。リテーナーは保定装置であり歯を固定するものなので、歯を移動させる役割を持つ矯正装置とは異なります。ほんの少しならまだしも、明らかにかなり動いてしまった歯をリテーナーでまた元の位置に戻すのは難しいです。故に、ブラケットオフ直後は特に注意したいものです。

現在はリテーナーに移行してから間もなく4ヶ月を迎えようとしていますが、この頃から友人との食事のため6時間くらい外すことがあっても、歯にズレが生じたとは感じていません。しかし居ても立っても居られず、帰路で急いではめます。このようなことが偶にあるとしても、保定期間は出来るだけ外さずにいる必要があると感じています。

 

次にリテーナーのクリーニングについてですが、私は3日に一度程度リテーナー専用の洗浄剤を使って洗浄をかけています。外すたびに一応歯ブラシで磨いたりよく濯いでいるので、匂いやヌルヌルが気になことはほぼないのですが、なんとなく気持ち悪いので殺菌も兼ねてタブレットを使って洗浄します。使っているのは、リテーナー ブライト 36錠というもので、矯正歯科で頂いたものを何となくそのままアマゾンで頼んでいます。一応色々調べた結果、これが評価も高かったので。ちなみに36錠入りで800円程度なのでコスパは良いです。

使用方法としては、小さなタッパーにリテーナーが浸かる程度のぬるま湯を注ぎ、タブレットを半分入れて15分くらい放置するだけです。リテーナーの入り組んだ部分の汚れもきちんととれるので頻繁に使う方が良いのかもしれません。

 

最後にリテーナーの取り扱いについてですが、基本取り外す時は、取り外す時に引っ張る出っ張りがリテーナーに付いていると思うのでそこを引っ張ります。矯正歯科でちゃんと教わるはずですが、他の部分を持つと破損する恐れがあるので気をつけた方が良いと思います。また、外出時に外した時などはリテーナー専用の収納ケースにしまうことをお勧めします。面倒ではありますが、バッグの中にポイとしまったりすることはこれもまた破損の原因になります。リテーナーは単なるプラスチック(多分)とワイヤーの組み合わせなので壊れやすいですし、確か保険に含まれず自費で3万弱くらいしたので取り扱いには十分気を付けるようにしています。

 

以上、ただ今思い付くだけ挙げてみました。

ご参考になれば幸いです。